Vitafoods India、約220社が出展 ハーブ素材やリポソーム技術提案活況

 Vitafoods India2026(インフォーマグループ主催)が2月11日~13日、インド・ムンバイのJio World Convention Centerで開催された。今年で4回目を迎え、機能性素材やサプリメントなどの最終製品、受託企業などを中心に、約220の企業・団体が出展。9割程度をインド企業が占め、その他、アメリカ、中国、ドイツ、日本の企業なども参加した。オープニングセレモニーでインフォーマ マーケッツ インドのYogesh Mudras社長は、「インドのニュートラシューティカル、機能性食品、サプリメントの市場は、今年18%の成長率となり、2026年で90億ドルに達する。2032年には240億ドルに達すると予想しており、政府の支援や予防意識やウェルビーイングの高まりと中間層の増加に伴い急成長している」とインドの健康産業の展望を語った。

 

 会場では、クルクミンやショウガ、モリンガなど日本でも人気の素材に加え、アシュワガンダ(Ashwagandha)、シラジット(SHILAJIT)、マロニエ(HORSE CHESTNUT)、バナバ(BANABA)などアーユル・ヴェーダにも利用されるボタニカル素材や100%オーガニックをアピールした展示が多かった。また近年はプロテインが人気となっており、ホエイのほか、植物由来のプロテインやプロテインおよびサプリメントのOEM提案が行われた。グミ剤型は他国ほど多くはなく、「リポソーム化技術」を提案する企業が多かった。

 

 日本からは、日本生物.科学研究所と森永乳業の2社が出展し、新田ゼラチンおよび太陽化学のインド法人も出展した。日本生物.科学研究所は、ナットウキナーゼやビタミンK、アスタキサンチン、アシタバなど国産原料をアピールした。来場者の半数は納豆について初見だといい多くの関心が寄せられ盛況だったという。森永乳業 は、独自の乳酸菌BB536やM-16Vなどを配合した最終製品を展示し、プロバイオ・ポストバイオティクスの原料提案を行った。エビデンスについて聞かれることもあり、免疫や肥満についてのエビデンスに関心が寄せられたという。
 
 

 初日のパネルディスカッションでは、「Label It Right: Building Trust Through Claims, Compliance, and Clarity」をテーマに、FSSAI(インド食品安全基準局)西部地域代表のPritee Chaudhary氏やAdip Roy医師ら5人が登壇。「インドはNon-vege表記が古くから使われ、パッケージ表記の認識が浸透している。表記のルールはエビデンスベースの新しい規制が始まろうとしており、クリニカルトライアルを条件にどのようなルールを決めていくか」「オーガニックや100%自然原料のものが多くても、誤解を減らすため簡潔な表記にしていくべきで、コンプライアンスの徹底を強化していく」などの意見が交わされた。最近、インドでは100%naturalと謳っていた商品で事故が起こり、FSSAIは、誤解を招く表記やロゴの規制を強化していくという。つづく

 

 

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