【トピックス】 近視予防コンソーシアムが始動

 近視予防フォーラムが2025年9月、都内で「近視予防コンソーシアム」を開始したことを発表した。「近視の進行を予防する」新たな薬剤や医療機器などが相次いで発売された2025年を「近視進行予防元年」と位置付け、産学官でさらなる活動を強化すると宣言した。代表世話人である麹町大通り眼科の森紀和子院長は、「世界で近視パンデミックと呼ばれる状況が進行している。2050年には世界人口の半分の約50億人が近視になり、日本を含む東アジアで近視人口が急増する」と説明。さらに、「近視発症の低年齢化で、最新の研究では近視の発症平均年齢が2005年の10.6歳から2021年に7.6歳まで低下している。低年齢で近視を発症すると進行も早くなり、強度近視へ進行するリスクも高まる」とした。

 

 一方で、「長年謎に包まれていた近視のメカニズムの解明が進んできた。近視の直接的な原因である「眼軸長の伸長」が、太陽光のある屋外で過ごす時間が長いと抑制されること、そのメカニズムに太陽光の中の紫色の光(バイオレットライト)が関与していることが、慶応義塾大学眼科を含む各国の研究者の手で明らかになった。さらに、近視抑制効果を持つ目薬が国内で初めて発売されるほか、近視進行抑制のための医療機器、サプリメントなどの開発も進行している。この研究は、「近視は、発症してからメガネやコンタクトレンズなどで矯正するもの」という常識を大きく覆すものであることから、2025年を「近視進行予防元年」と呼べる」と宣言した。つづく

 

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