連載【薬局・薬店の新規事業~Vol.24】 薬局経営+サプリメントで終末医療ケア

 健食原料サプライヤーの㈱バレンタイン(東京都渋谷区)では、2022年より薬局事業に参入。有料老人ホームの調剤を軸に、医師同伴による地域の在宅医療も手掛ける。今後、高齢者の終末医療ケアにおける新たな事業モデルとして、サプリメント販売を含めた様々な事業モデルを模索している。健康食品原料に関しては、代表取締役社長の鈴木雅子氏が、国内に流通のなかった『ガルシニア・カンボジア』輸入の草分けとして“ガルシニアの女王”とも称された実績を持つ。この他、新規化粧品原料の展開や、韓国・ECOBIOTECH社との協業による亜臨界抽出技術を用いた素材開発に着手するなど、新規事業にも積極的だ。

 

 2022年には、処方箋薬局「ための薬局」(東京都大田区)のM&Aを実施し、薬局経営に参入。高齢者の終末医療ケアにおける新たな事業モデルを模索している。「ための薬局」では、有料老人ホームの調剤を軸に、医師同伴による地域の在宅医療も手掛ける。「高齢化や人口減などを背景に、医療・介護を取り巻く環境は目まぐるしくルールが変革しつつある中、薬局のポテンシャルを見極めたい」(鈴木社長)という。薬局ビジネスの新たな可能性については、地域における医療と薬局の連携を進めながら、リモートでの患者サポートや、サプリメントの提案など、調剤薬局としての新しい働き方の構築を推進。直近では、サプリメント市場において、様々なヒット素材を上市してきた豊富なノウハウを活かし、サプリメント販売を計画中だ。新規事業に関しては、「オンラインが主流になり、直接人と接する機会も限られる中でこそ、人の想いを重視するというか、取引する方々と対面で色々と話し込んで新規事業を進めていきたい」と話す。つづく

 

 

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