ZOOM UP【ゴマ由来素材】 50代以上のコア層、「毎日利用」

 ゴマ・セサミン配合サプリメントは、50代以上の男女に支持されるサプリメントとして安定した市場を形成している。㈱インテージヘルスケア『健康食品・サプリメント+ヘルスケアフーズ+セルフヘルスケア市場実態把握レポート2025年度版』によると、ゴマ・セサミンのメインユーザーは50~70代男女で、利用者の79%が「ほぼ毎日利用」と回答。推定市場規模は628億円で、レポート内における全70原料中、DHA・EPA(オメガ3)に次いで2位。年間購入金額は3万2,845円で、健食全体の平均より1万5,044円多く、60代と70代の男性で40.6%を占める。利用目的のトップは、「健康維持・増進」(37.5%)で、以下、「抗酸化・老化予防」(13.5%)、「活力増進」(5.2%)、「疲労回復」(5.1%)と続く。セサミン含有サプリメントの定着率は高く、大手食品・医薬品メーカーのサプリメントにも数多く採用されている。

 

 セサミン配合サプリメントで注目されるのは、ゴマ1粒に僅か1%程しか含まれない脂溶性の抗酸化物質であるリグナンで、ゴマの代表的なリグナンがセサミンとなる。ゴマ・セサミン配合のサプリメント市場では、セサミン研究・開発実績30年以上の実績を持つサントリーウエルネスがシェア6割超を占める。セサミンを用いた機能性研究では、動脈硬化の予防、女性の更年期障害に対する自律神経機能改善、血管弾力性改善、日常疲労に対する効果と肝臓保護など数多くの研究成果を報告している。

 

 この他、セサミンにエゴマ油とアマニ油を加えた大正製薬の『大正セサミン』や、やずやの『アマニとえごま セサミンプラス』、スクワランを配合したオリヒロ『セサミンカプセル』など、セサミンとのプレミックスによる相乗効果を訴求したサプリメントも多い。管理栄養士や医師による情報発信などもあり、近年は、認知改善やダイエット、スポーツニュートリション、温活、快眠、ヘアケアなどを訴求した提案が進んでいる。漢方や妊活、アーユルヴェーダなどで話題となる黒ゴマの知名度も高く、薬系ルートや通販では、アサヒグループ食品のディアナチュラシリーズ『黒セサミン』や、ディーエイチシーの『醗酵黒セサミン+スタミナ』『醗酵黒セサミンプレミアム』、井藤漢方製薬の『黒胡麻セサミン』など“黒胡麻”や“醗酵”を強調したサプリメントが売れ筋の上位にランクインしている。

つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1829号(2026.2.4)で
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