連載【自然食品店・オーガニック専門店の戦略】 体験型イベントとネット配信、オーガ ニ ッ クの輪を地域密着から全国 へ

 ㈲自然食品店・あしたば(東京都町田市)は1977年、無農薬野菜の移動販売として創業した。4年後には店舗営業を開始、食品のみならず、環境、健康に配慮した日用生活品やフェアトレードの雑貨や衣類も販売している。安全性・おいしさ・価格にこだわり、体験型イベントや多彩な品揃えで世代を超えた顧客層を獲得している。代表取締役 田中和寛氏に話をうかがった。

 

── お店のコンセプトとこだわりは?

 「からだと地球に優しいお店」が私たちのコンセプトです。取り扱う商品は、食の安全性やおいしさ、価格の3つに納得できるものだけを選んでいます。スタッフがひとつひとつ味や使用感を確かめ、心から“良い”と思えるものを確実に揃えるよう心掛けています。品揃えは約3,000品目です。有機無農薬の野菜をはじめ、オーガニック食品全般、マクロビオティック商品、からだや環境に配慮した日常雑貨、さらには食や健康に関する書籍まで幅広く扱っています。フェアトレードや天然素材の衣類・雑貨も多く揃え、衣食住をトータルで提案できるのが特徴です。

 

── 他店との差別化ポイントは?

 季節ごとに体験型ワークショップを開催し、来店客との交流を深めています。料理教室や味噌づくり、ヘナのワークショップなどを定期的に実施。衣食住に関わる幅広い取り組みを通じ、世代を問わず「楽しい」「ワクワクする」と感じてもらえる店づくりを心掛けています。

 

── 売れ筋商品は?

 サプリメントでは、オリゴ糖『長沢オリゴ』が売れています。腸内の善玉菌を増やし、整腸作用を実感できる点が支持されています。このほか、発酵飲料『EMXGOLD』『プロポリス』『梅肉エキス』なども根強い需要があります。プロポリスはスプレータイプが乾燥期に動きがよく、喉のケアに重宝されています。全般的に効果を実感できる商品がリピートに繋がっています。食品では野菜や果物のほか、昨今では大豆を使ったプラントベースハンバーグ『サラダバーグ』が好評です。ヴィーガン層やベジタリアン層にとどまらない需要を獲得しています。

 

── 来店客層は?

 主な客層は30代から50代の子育て世代や家庭層です。店舗の立地はベッドタウンであり学生も多いため、10代から80代まで幅広い層が来店します。最近は若い世代や男性客の来店も増えている印象もあります。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1828号(2026.1.21)で
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