連載【シン・EC 戦略③】~Tik Tok編①~スマホ1台と製品で完結、視聴者ケアで購入率15%

 ㈱Kyogoku(埼玉県草加市)は、代表取締役の京極琉氏がライブコマースで化粧品や健康食品を販売する。京極氏は、1回の指名料で88万円を稼ぐ美容師であり、インフルエンサーでもある。TikTokのフォロワー数は36.3万人、インスタグラムは65.7万人を有し、多くのフォロワーに向けて日々ライブコマースを行う。Tik Tok Shopでは累計2億円を売り上げるなど、日本ではインフルエンサー売上1位を獲得。京極琉氏にTik Tokでの製品販売やライブコマースの極意を聞いた。

 

――なぜ、美容師がライブコマースを

京極氏 これまで、美容師として結果を出すために、こだわり抜いた製品を使ってきました。 自分のノウハウを製品開発に活かした結果、オリジナル製品が増えました。同時に、私のスタイリングを受けられない人にも、サロン品質の製品を使って頂きたいと思い、ライブコマースで紹介するようになりました。美容師は、その場で結果が求められる職業です。ライブコマースも同様、その場で結果を伝え、視聴者=顧客の反応をすぐに聞けることから、ライブコマースを選びました。

 

――ターゲット層、取扱製品と月商は

京極氏 30歳代以上の女性が9割以上で、コア層は40代です。70代や80代の方にも、白髪染めやシワ対策製品などが売れています。比較的若い人には、ケラチン配合のシャンプーやむくみ対策・美白製品などが売れています。Tik Tok Shopでは、自社ブランドで約200アイテム販売しています。シャンプーや美容液などの化粧品に加え、ドライヤーなどの電化製品も良く売れています。サプリメントなど他社製品も扱っています。毎月の売上は、イベントなどによって変動しますが、数千万円以上を売り上げています。


――ライブコマースの販売法は

京極氏 撮影スタジオなど特別なセットは使わず、スマホ1台と製品が基本です。自宅や展示会場で即売会をするなど、リアル感を感じて貰える雰囲気で販売しています。ライブの日は、1日1万人以上の方が訪問してくれますが、離脱せずに参加してくれる人は2,000人程度です。購入率は15%と他のライバーと比べても高確率です。
つづく

 

 

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