消費者庁、容器包装のポジティブリストに新規物質追加
消費者庁は12月15日、2025年度第3回食品衛生基準審議会器具・容器包装部会を開催、食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度などについて検討し、新規物質の追加を行う方針が示された。2018年の食品衛生法改正で食品用器具・容器包装について、安全性を評価した物質のみ使用可能とするポジティブリスト制度の導入等が行われ、施行後5年が経過したことから施行状況などを検討。事業者を対象に行った運用状況に関するアンケートの結果が示された。
ポジティブリストの完全施行後も制度の内容が理解されていないので、特に海外や中小事業者に周知して欲しいとの意見があった。また、新規物質の安全性審査の申請を行う際に必要な溶出試験等データについて、欧米で申請したデータをそのまま使用できるようにして欲しいとの意見や日本独自のルール作りをするのではなく、世界標準のルール作りを目指して欲しいとの声もあった。
消費者庁は、完全施行後間もないこともあり、まずは取組の徹底や周知をしていき、事業者からの意見については、関係府省と連携し、必要な運用改善を検討するとした。また、ポジティブリスト制度の対象となる材質の追加についても検討。消費者庁は現在、国立医薬品食品衛生研究所や業界団体等との意見交換を行いつつ、紙及びゴムのポジティブリスト追加に向けて検討を開始していると説明。部会では、今後の制度化に向けた論点整理を検討していくことで合意された。つづく
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