【調査データ解説②〈経営状況〉】 下期経営状況、3割超が「良かった」と回答

 2025年の経営状況について、「良かった」との回答は31.7%で、昨年調査から10.3ポイント増えた。「悪かった」は、17.9%で7.5ポイント改善。「どちらともいえない」は、2.8ポイント減少して50.4%だった。「良かった」との回答した企業からは、既存顧客の受注増や、新規顧客の獲得が多く、「新商品開発の依頼が増えた」「商品ラインアップの拡充案件が多くなった」といったコメントがみられた。また、「免税店向けの製品の注文が増えた」「台湾への輸出が本格的に開始したため」など、インバウンド回復や海外需要を挙げる回答も目立った。「悪かった」「どちらともいえない」と回答した企業からは、「紅麹問題による影響が続いている」といった回答や、中国との外交問題による影響を挙げる回答が目立った。また、「受注は順調だったが、原材料の高騰が続いている」「原材料費の値上げ対応が追い付いてない」「売上は計画通りも、そ れ以上に設備投資や人件費のコストが掛かった」など、人件費や原材料費の高騰を挙げる回答も多かった。

 

 2026年上期の見通しは、34.1%が「良くなる」と回答。新規顧客の受注増のほか、「工場新設による稼働率アップ」「展示会出展で海外顧客が獲得できた」「M&Aによる組織強化」「工場の効率化が進み、利益が十分に確保できる見込み」「安定してリピート製造が入るようになった」などの回答がみられた。つづく

 

 

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