【24年国民健康・栄養調査】 高齢者の2割が低栄養傾向、肥満は4人に1人

 厚生労働省は12月2日、2024年の国民健康・栄養調査結果の概要を公表、高齢者の約2割が低栄養傾向の状態にあることがわかった。調査は24年10〜11月に実施。ビタミンやミネラルなどの栄養摂取状況調査は任意の1日に行っている。調査実施世帯数は1万414。今回は3回目となる拡大調査を行い、一部の生活習慣等で都道府県の状況を把握した。

 

 都道府県の状況についてまとめた結果では、20歳以上の1日野菜摂取量の全国平均値は、男性が270g、女性が251gだった。摂取量は都道府県で異なり、男性は上位25%の群が305gだったのに対し、下位25%の群は235g。女性は上位25%の群が285g、下位25%の群が228gと、男女とも有意な差が見られた。誤差変動があるとして都道府県順位は示していないが、野菜摂取量は、男性は福島県が356gで最も多く、長野県が313gで続く。女性は長野県が322gで最多となっており、福島県の297gが続いている。

 

 65歳以上の高齢者のBMIの状況を見ると、「適正体重」は54.7%。「肥満」が25.8%、BMI20以下の「低栄養傾向」は19.5%だった。健康日本21では、BMI20以下の高齢者の割合の目標値を13%としており、これを上回る結果となっている。高齢者の低栄養傾向の割合を性別に見ると、男性は12.7%(23年調査は12.2%)、女性は25.2%(同22.4%)で、女性の方が多かった。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1826号(2025.12.17)で
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