【トピックス】 ドン・キホーテ、 100円のプロテインで販売強化
総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を展開する㈱パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都渋谷区)は、プロテインの販売強化の一環として、店内にプロテイン自販機の設置を進めている。同社2MD ホーム&レジャーマーチャンダイザー ゼネラルチーフの須田海斗氏に詳しい話をうかがった。
プロテイン自販機は、2024年4月に神奈川県内の2店舗で試験導入を開始し、消費者から好評を得たことを受け、昨年11月から順次拡大。2025年9月末時点で、全国85店舗に設置されている。プロテイン自販機は、プロテインの粉末を撹拌してドリンクとして提供している。プロテインやBCAAなど、豊富なラインアップとフレーバーを取り揃えており、お湯を使用したホットプロテインも提供する。プロテイン自販機で販売する商品ブランドは店舗ごとに異なり、MEGAドン・キホーテ立川店では、『マイプロテイン』を使用している。プロテイン自販機で使用されている店舗商品の売上が伸びる傾向にあるという。
プロテイン自販機で購入できるドリンクは1杯100円。 1杯当たり、タンパク質約10gを摂取できる。月間販売数は平均500~800杯で、 1日当たりでは20~30杯が売れているという。主な購買層は20~30代の男女だが、女性の比率が高い店もあるという。決済方法はQRコードとタッチ決済のみに対応。スマホ1台で支払を行えることから、ランニングやトレーニング帰りに立ち寄る利用者も多く、利便性の高さが評価されている。今後の展望としては、設置店舗数の急拡大よりも、既存機の機能改善や決済方法の拡充が優先課題としている。つづく
詳しくは健康産業新聞1824号(2025.11.19)で
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