化粧品原料・処方展「BIFA」、香港で初開催

「コスモプロフアジア」の併設展として11月11~13日に香港アジアワールドエキスポで開催された「コスモパックアジア2025」には、1,000以上の出展社が集結した。会場は、受託製造企業や化粧品原料メーカーが集まる「OEM/ODM&Raw Materials」エリア、容器包装や機器などの「Packaging & Machinery」エリアで構成。さらに、今年から化粧品原料や処方に特化した展示会「BIFA(Beauty Ingredient&Formulation)」を初開催した。会議主導のイベントで、「科学で美しさを開く(Unlocking Beauty with Science)」がテーマ。香港化粧品化学者協会(HKSCC)、中国化粧品化学者協会(China SCC)と共催となる初の科学会議・展示会となる。国際化粧品化学者協会連合(IFSCC)の支援も受け、研究開発の専門家、化学者、業界リーダーが参加した。

 

 コスモプロフディレクターのMichael Duck氏は、コスモプロフアジアのグローバルネットワークと結合することで、今後アジア・太平洋の美容産業の中心的な位置付けになっていくと話した。「アジア太平洋地域における成長のためのパートナーシップの構築」と題したパネルディスカッションでは、日本から資生堂の商品開発部の神津桂氏が登壇。ブランド、サプライヤー、化学者がいかに効果的に連携するかが鍵であるとし、アジア全体でより強固で結束力のある美容コミュニティの構築の未来を語った。つづく

 

詳しくは健康産業新聞1824号(2025.11.19)で
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