アジア最大、美容の祭典「COSMOPROF ASIA2025」 2,688社が香港に
アジア最大級のビューティートレードショー「COSMOPROF ASIA 2025(コスモプロフ・アジア)/COSMOPACK ASIA 2025(コスモパック・アジア)」(主催:Cosmoprof Asia Ltd/インフォーマグループ)が11月11日~14日の4日間、香港のアジアワールドエキスポ(11~13日)と香港コンベンション&エキシビションセンター(12~14日)の2会場で開催された。28回目の今年は、昨年を上回る2,688社の出展社が46の国と地域から集結。連日活気溢れる商談が行われた。4日間を通じ両展示会合わせて7万人以上の関係者が来場した。
「コスモプロフ・アジア」は、世界中の美容産業の最新トレンドが集うアジア最大級のビューティートレードショー。昨年を上回る46の国・地域から2,688社の企業や団体が出展した。化粧品やトイレタリー用品、美容・ヘアサロン、スパ関連用品の完成品を展示する「コスモプロフ・アジア2025」に加え、化粧品原料・OEM・包装等の製造分野をテーマにした「コスモパック・アジア2025」を同時開催。さらに今年から、化粧品原料や処方に特化した展示会「BIFA(Beauty Ingredient & Formulation)」を初開催、原料展示のほか、世界的な専門家が最新の研究とイノベーションを発表するシンポジウムやパネルディスカッションが2日間にわたって繰り広げられた。さらに、今年は新たに2つの専門エリアとなる「Perfumery & Cosmetics & Nail」と「Hair & Beauty Salon」を設置。マスマーケットをターゲットとした「フレグランスアベニュー」や、 国際的芸術香水イベントの「Esxence」とコラボレーションした「Explorers by Esxence」を開催した。
コスモプロフ イベントディレクターのAngel Fu氏は、「革新的な製品やサービス、技術を紹介すコスモプロフ・アジアは、アジア太平洋地域の最新トレンドが集まる業界にとって不可欠な出会いの場である」と話した。国際色豊かな美容の祭典として、香港が美で染まる華やかな1週間は、期間中延べ7万人以上の来場者が足を運んだ。会場では、イタリアやフランス、スペイン、ドイツ、ポーランド、スイス、アメリカ、オーストラリア、香港、中国、韓国、日本、台湾、タイ、シンガポール、フィリピンがパビリオンを形成し、それぞれ独自の製品やサービスをアピールした。日本からは90社を超える企業が出展。JETROを通じた「ジャパンパビリオン」には30社が参加した。JETRO香港事務所所長の杉山玲子氏は、「コスモプロフは香港や周辺国への展開の足掛かりになる大きなイベントの一つ」と説明し、新たな販路開拓を支援した。つづく
詳しくは健康産業新聞1824号(2025.11.19)で
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