【トピックス①】 世界の美容医療市場、2032年までに2,125億米ドルへ
グローバル市場調査会社のアステュート・アナリティカによると、世界の美容医療市場は、2023年に756億米ドル(約11兆5,000億円)と評価され、2024年から2032年の予測期間中に12.17%のCAGRで拡大し、2032年までに2,125億米ドル(約32兆3,000億円)の市場評価に達し、大幅に成長すると予測されている。市場成長の背景には、「低侵襲・非侵襲の美容施術に対する需要の高まり」「美容技術の進歩」「美容強化施術に対する消費者の意識の高まり」などが影響していると分析。また、ソーシャルメディアの影響力の増大と世界的な可処分所得の急増が、美容医療の人気にさらに拍車を掛けている。
市場のハイライトとしては、非外科的処置が優勢で、「ボトックス、ダーマル・フィラー、レーザー・スキン・リサーフェシングなどの治療法は、ダウンタイムが短く、効果が目に見えるため、引き続き市場をリードしている」としている。地域別では、「北米と欧州は市場シェアの主導権を維持しているが、アジア太平洋地域は医療ツーリズムの拡大と消費者の意識の高まりにより、主要な成長ハブとして急速に台頭している」と分析している。つづく
詳しくは健康産業新聞1823号(2025.11.5)で
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