【トップランナーに聞く】 『ウコンの力』シリーズ 、累計15億本突破

 ウコン配合ドリンク市場をけん引する『ウコンの力』シリーズ。昨年販売から20年を迎え、累計販売本数も15億本を突破するなど、名実ともにトップ商品として圧倒的な存在感を見せている。同品を販売するハウスウェルネスフーズ㈱(兵庫県伊丹市)では、昨今の飲食シーンの環境変化を受け、新たな商品開発や施策にも力を入れている。次世代ユーザーの開拓など、次なる20年に向けた取り組みを進めるハウス食品グループ本社㈱製品企画開発部 第三グループ グループマネージャー・長谷川政史氏に話を聞いた。

 

──『ウコンの力』シリーズ売上堅調、シェアも拡大

 『ウコンの力』は2004年5月に発売し、昨年で20周年を迎えた。現在、飲料のシリーズ品は6品をラインアップ。販売累計本数は15億本を突破し、多くの方の健康に寄り添う商品として定着している。販売数はここ数年回復傾向で堅調に推移しており、また市場環境の変化もあり、この一年は『ウコンの力』のシェアも拡大している。

 

──好調だったキャンペーンは

 今年の7~9月に掛けて、「ウコンの力 飲んでうれしいキャンペーン」と題し、商品購入毎に溜まるポイントで応募して貰うキャンペーンで、「レストランでの食事体験ギフト」や「おいしいお肉の贈り物」「えらべるPay」などの商品を用意した。特に「えらべるPay」は、500円分のギフトカードを好きな電子マネーに交換できる景品で、当選率が高いとしてSNSなどでも話題になった。同様のキャンペーンをこの冬にも再度実施することを予定している。

 

──新商品の投入で新たな購買層獲得へ

  『ウコンの力』シリーズのメインユーザーは40代以降の男性。新たな価値観を持つ現在の20〜30代に向けた新たな顧客層へのアプローチの一環として昨年発売した新商品が『 ウコンの力 AFTER』だ。秋ウコン由来のビサクロンと秋ウコン色素成分のクルクミン、ビタミンB1・B2・B6・ナイアシン、甘草エキスに加え、同ブランド初となるGABAを配合した。飲食後でもすっきり飲みやすいグリーンアップル風味に仕上げた。手に取りやすいカジュアルさもボトルデザインで演出している。飲酒入門者へのアプローチも継続して実施していく。新成人や、これからお酒を飲む頻度が高くなる方達を対象にしたプロモーションの実施や、『ウコンの力』シリーズを利用して頂くキッカケづくりのサンプリング配布なども予定している。つづく

 

 

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