店舗訪問【南米市場キョウダイマーケット】 中南米料理が浸透、健食への関心も
JR五反田駅東口から徒歩1分のビル6Fにある「南米市場キョウダイマーケット」。店内は乾物や穀物、調味料、冷凍食品、加工食品、健康食品、菓子、飲料・アルコール類――など、メキシコ、ペルー、ブラジルなどの輸入食材を中心に約2,000アイテムが並ぶ。同じビル内には、ペルー共和国総領事館、ブラジル総領事館が入居しており、来店客の約7割が在日南米人、約3割が日本人。週末は日本人の来店客が増える。メキシコ食材を求めて初来店する人が多いほか、近年は都内でペルー料理店が増え、「ペルー食材への関心も高まっている」(運営会社・㈲キョウダイジャパン/店長・鎌田氏)と話す。
健康食品、サプリメントコーナーには、マカやウアナルポマチョ、ルクマ、キャッツクロー、マキベリーの粉末品や錠剤品が並ぶ。マカは認知度が高く、遠方から来店する日本人男性も少なくないという。また、プロポリスキャンディは、在日ブラジル人に愛用されている。昨年はアサイー商材が人気で、「冷凍ピューレは入荷してもすぐに売れ、品薄状態が続いた。今夏も去年ほどではないものの、飲料、冷凍ピューレは売れ筋で再ブームから定番アイテムになっている」という。今年9月には、自由が丘にアサイーと中南米食材を楽しめる「AMAZON POLPAS cafe&market」をオープン。アサイーボウルやスムージーをはじめ、マテ茶やハイビスカティーなどの飲料のほか、ブラジル、ペルーの伝統食材を使用したフードも提供する。つづく
詳しくは健康産業新聞1822号(2025.10.15)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら