健康意識の高い層は、抗疲労に「ホットヨガ」「アミノ酸」「リカバリーウェア」など活用
(一社)日本リカバリー協会(神奈川県厚木市)は9月9日、(一社)日本疲労学会、㈱ベネクスと共同で、今年4月25日〜5月25日に実施した、全国10万人(20〜79歳の男女各 5万人)のインターネット大規模調査「ココロの体力測定」の結果から、「休養・抗疲労(疲労解消)行動の実施率」を2024年、2023年と比較分析した「最新トレンド2025」および15のTOPICSを発表した。
2025年の休養・抗疲労行動の実施調査によると、「入浴する」が実施率43.7%でトップ。2位が「寝る」(40.0%)、10位が「歯みがきをする」(21.6%)、13位が「寝転んだり、リラックスした姿勢をとる」(20.8%)、14位が「ウォーキング、ジョギングをする」(20.7%)、21位が「シャワーを浴びる」(18.1%)、22位が「仮眠をとる」(18.1%)、25位が「入浴剤を利用する」(17.3%)、26位が「顔や手を洗う」(16.8%)、30位が「温泉に行く」(14.9%)などの行動がランクインした。2024年と比較した実施上昇率を見ると、1位が「ヘアケア(頭皮ケア)をする」(1.48倍)、2位が「冷感グッズを利用する」(1.43倍)、6位が「メイク直しをする」(1.29倍)、7位が「リカバリーウェア(疲労回復)を着る」(1.29倍)、8位が「温感グッズを使用する」(1.27倍)など、自分磨きに関する行動、新しいソリューションの採用などが増加した。
また、ヘルスケア・イノベータとヘルスケア・ラガードのリカバリー行動の実施率を比較した結果では、1位が「家事代行などを頼む」(11.51倍)、2位が「ホットヨガ」(10.67倍)、3位が「AI搭載の家電を使用する」(10.66倍)、4位が「アミノ酸系の飲料や食品(サプリメント含む)を摂る」(10.45倍)、5位が「リカバリーウェア(疲労回復)を着る」(10.15倍)、8位が「ジムに行く」(8.76倍)、12位が「グルテンフリーを取り入れる」(8.11倍)、13位が「水素水を飲む」(7.92倍)、「リラクゼーション系ドリンクを飲む」(7.55倍)、15位が「たんぱく質系の飲料や食品(サプリメント含む)を摂る」など。健康への投資意識が高い層は、最新のテクノロジーや科学的アプローチを取り入れた休養・抗疲労行動を実践する傾向が顕著に見られた。つづく
詳しくは健康産業新聞1821号(2025.10.1)で
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