2025年上半期の「家庭用医療機器」、前年同期比 2ケタ増 医薬部外品5種は横ばい
厚生労働省が9月12日に発表した薬事工業生産動態統計調査の2025年6月分をもとに算出した、2025年上半期(1〜6月)の家庭用医療機器の国内出荷金額は、前年同期比16.1%増の365億1,214万円となった。第 1四半期の同1.3%減から大幅に増加した。金額の多い順に内訳を見ると、マッサージ機器類を含む「バイブレーター」が同7.1%増の158億7,067万円で好調をキープ。「家庭用電気治療器」は同14.7%減の66億4,190万円、「磁気治療器」が同97.5%増の65億7,770万円、「はり又はきゅう用器具」が同77.7%増の36億7,175万円、アルカリイオン整水器などを含む「医療用物質生成器」が同40.0%増の36億5,365万円、「指圧 代用器」が同88.7%減の9,647万円となった。
一方、2025年上半期の医薬部外品の内、ヘルス&ビューティケア分野の 5アイテムを抽出した国内出荷金額は、同100%(2,193万円増)の5,126億8,172万円となった。金額の多い順に内訳を見ると、「薬用化粧品」が同4.9%増の2,936億5,297万円と好調だった一方、「毛髪用剤」は同10.3%減の1,025億115万円、「薬用歯みがき剤」も同3.5%減の792億6,606万円と振るわなかった。「浴用剤」は同3.3%増の270億7,298万円、「口中清涼剤」も同2.0%増の101億8,857万円で前年を上回った。つづく
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