東京都生活文化局、ネット広告改善指導トップは健康食品
東京都生活文化局は8月28日、令和6年度インターネット広告表示監視事業およびSNS等広告表示監視事業の実施報告を行った。東京都では約1年間で、インターネット広告約1万6,000件、SNS等の広告240件を監視した。その結果、インターネット広告では、174事業者181件、SNS広告では122事業者160件が優良誤認や有利誤認など景品表示法違反になる恐れがあるとして、改善指導を行ったとしている。指導の中でも、健康食品と雑貨(脱毛器・美顔器等)の割合が各50件と最も多く、次いで化粧品が25件と続いた。健康食品では、「無理な食事制限、過度な運動一切なし!お腹の脂肪を減らす」などこの健康食品を摂取するだけで脂肪が減り、脂肪が燃焼するかのような表示をしていた。また、「高めの血圧がみるみる…」など、この健康食品を摂取することで、血圧が高めの人の血圧が低下し、高血圧対策に効果があるかのように表示していたという。つづく
詳しくは健康産業新聞1821号(2025.10.1)で
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