機能性食品原料展「食品開発展2025」 本日10時開幕!

 国内最大の機能性食品原料展「食品開発展2025」(主催:インフォーマ マーケッツ ジャパン㈱)が、いよいよ本日10時に開幕する。西1・2・4ホール&アトリウムで、出展規模は過去最大の1,070小間。国内外から約650社が集結する。機能性素材、受託サービス、品質管理技術などが一斉に披露される。今年で36回目の開催となる本展は、機能性素材などの「Hi Japan」、美味しさに関する素材・技術が集まる「FiT Japan」、分析・計測、製造技術が展示される「S-tec Japan」、フードロス削減のための「LLj Japan」の4展で構成。また、前回に続き、「高付加価値食品のOEM製造/PB開発ゾーン」を設ける。「FiT Japan」では、発酵素材パビリオン、代替素材コーナーを設置。発酵素材パビリオンでは、日本独自の発酵素材による美味しさと健康機能の付加価値アップに関する技術、製品、素材が展示される。昨年の3万8,000人を超える、4万人超の来場者を見込む。

 

 健康食品・サプリメントをはじめ、機能性表示食品、健康志向食品のトレンドが集結する同展。業界関係者はもちろん、健康食品業界に新規参入を検討している企業にとっては絶対に見逃せない。会期中は約200社が新素材を利用した試食・試飲を実施。公式サイトでその内容を公開している。公式サイトではこの他、展示会で発表される新素材・新技術や、新規出展社の製品、中国や韓国、インドなど海外130社超の出展内容をリストでダウンロードすることも可能だ。出展製品と併せて、本展もう1つの目玉となる。業界の最新情報を得られる記念セミナーは32講座。出展企業によるプレゼンテーションセミナーは370講座以上用意。記念セミナーでは、プロバイオ・プレバイオ、フェムケア・オムケア食品の開発、ダイエットトレンド、GLP-1などに関する講演が行われる。事前来場登録は、食品開発展公式サイト(https://hijapan.info/)より。

 

 なお、本展では昨年に続き、健康産業新聞「お悩み相談ブース」を西4ホールに設置する。ブースでは、健康産業新聞の最新号をはじめ、各バックナンバーの無料配布のほか、編集部記者が3日間、ブースに常駐。「健康食品市場への参入メリットやタイミングは?」「原料サプライヤーを探している」「健康食品や健康・美容飲料の製造を委託したいが、おすすめの企業は?」「NMN、乳酸菌、水素など、アップトレンド素材の最新動向」「売れている機能性表示食品・サプリメント」「海外のサプリメント市場の動向」――など、出展企業・来場者の質問に対応する。現場を知る記者と直接話ができる機会として好評を得ている。