JAOHFA、広報戦略を発表 健康食品のレピュテーション向上目指す

 (一社)健康食品産業協議会(JAOHFA)は9月10日、都内で会見を行い、中長期的な広報戦略を発表した。健康食品の正しい理解を広め、健康食品の社会的評判の向上を目指す。協議会は2009年に発足。2016年に一般社団法人化している。今年5月29日付で協議会会長に就任した川久保英一氏(キリンホールディングス㈱)は、健康食品のステータスを上げることに力を注いでいくとし、協議会の理念である「健康長寿社会の実現」に向けて、連携する団体と共に活動を行っていくことに言及。「そのためには広報活動が非常に重要になってくる」とした。協議会では6つの分科会のほか、情報発信等を行う「広報委員会」を設置している。

 

 広報戦略ではフェーズ3で、一般社会に認知される業界団体連合会となるための取り組みを推進。この3つのフェーズを経て、健康食品の信頼性ならびに社会的評判(レピュテーション)、消費者の健康リテラシー向上を目指す。レピュテーション向上の取り組みとしては、健康食品の必要性・価値を理解するサポーターを増やす活動を行う。同氏は、「そこから正しい理解を広げていくということが必要」と話した。メリットを誇張なく伝えていく広報活動によって、消費者の正しい理解を促す。戦略ではまた、消費者のリテラシー向上に向けた情報提供を行っていく。つづく

 

 

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