〈通販協・消費者相談室報告書〉 消費者相談、「健康食品」がトップ
(一社)日本通信販売協会(東京都中央区)は8月22日、「2024年度消費者相談室」報告書を公表した。報告書には、消費者から消費生活アドバイザー資格を有する相談員に寄せられた通販企業への相談や苦情をまとめている。企業は、同協会の会員企業と非会員企業が含まれている。これによると、通信販売に関する相談」は、2,078件で、前年比20.7%の減少となった。2,078件の内、会員に関する相談は、18.1%減少し569件だった。非会員に関する相談は、1,159件で9.2%減少した。相談の内、媒体の判明したものは1,618件で、主な媒体を挙げると「インターネット(モバイル)」が994件、「インターネット(PC)」246件、「テレビ」227件、「カタログ」54件だった。
商品ごとに寄せられた相談は、1,324件となり、「健康食品」が155件でトップ。次いで「医薬部外品・医薬品」144件、「食品」107件と続いた。健康食品に対する相談内容は、「定期購入で1回限りのつもりが、2回目が届いた」「解約したいと4日前から電話しているが、繋がらない」「解約を申し出たところ、休止を勧め、解約を受け付けない」など、定期購入に関しての不満が散見された。つづく
詳しくは健康産業新聞1819号(2025.9.3)で
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