【エイジングケア トピックス②】 NMN摂取、中高年女性の毛髪のQOL向上に

 三菱商事ライフサイエンスは、6月14日に開催された「第25回日本抗加齢医学会」のランチョンセミナーで、NMNの毛髪への影響に関する最新試験結果を発表した。試験は40~50代の健康な女性15人を対象に、1日500mgのNMNを12週間摂取して貰った。オープン試験で、トロコスキャン(毛髪の成長周期や毛幹径を評価)およびSEM観察、毛髪中の代謝物、ホルモン濃度を測定した。また、VASアンケートにより毛髪の質感など主観的指標も評価した。その結果、NMN摂取後、毛髪直径の平均値が有意に増加し、毛髪の伸長や太さ、表面など外観面で明確な変化が確認された。また、毛髪中の成分についてもアミノ酸類やエネルギー代謝に関する成分などで含量の有意な増加が確認された。アンケートにおいては、NMN摂取後の毛髪の変化を体感している結果が得られた。以上の結果を受け、NMNの経口摂取により、中高年女性における毛髪の成長促進や抜け毛の軽減を通じ、毛髪ケアおよびQOL向上に有用な作用があることが示唆された。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1818B号 別冊「エイジングケア」(2025.8.20)で
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