藤田医科大、ケストースとイヌリンでアレルギー改善

 藤田医科大学消化器内科学講座の廣岡芳樹教授は8月1日、ウェルネオシュガー㈱との共同研究で、ケストースとイヌリンの併用摂取で食物アレルギーの改善がみられたことを発表した。卵白由来アレルゲンによる食物アレルギーを誘導したマウスに、ケストースとイヌリンを4週間に亘り飼料に混合して投与した。その結果、併用投与により、アレルゲン特異的lgEが低下。また、直腸温の安定化、アレルギースコアの改善が確認された。さらに、腸内における短鎖脂肪酸、特に酢酸の産生が促進されたことが明らかになった。単独摂取では得られない相乗効果が、ケストースとイヌリンの組み合わせにより得られたとしている。

 

 

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