「第50回日本香粧品学会学術大会」に約700人
第50回日本香粧品学会学術大会が7月4〜5日、都内で開催され、オンラインも含めて約700人が参加した。会頭の東京都済生会中央病院の海老原全氏は、開催の挨拶で、学会が50回目を迎えたことについて言及し、若手が世界を牽引するグローバルリーダーや先駆者の講演などを通じて、香粧品の社会への貢献、未来への広がりを実感し、未来への意欲を高められる学会となればと願っていると話した。会頭講演で海老原氏は、「皮膚をみる -その新しい潮流」と題し講演。アトピー性皮膚炎にも多様な症状があり、それぞれの治療薬に対する個人の反応性も異なることから、オーダーメイド治療の必要性について説明した。また、皮膚の画像から皮膚のバリア状態を予測する研究や端末を皮膚に装着し、計測される生体シグナルからアトピー性皮膚炎の患者の生活をみることが近年で可能になると話した。つづく
詳しくは健康産業新聞1817号(2025.8.6)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら