「腸からカープを強くする」プロジェクト始動
野村乳業㈱、㈱広島東洋カープ、㈱プリメディカは7月24日、広島東洋カープ選手の腸内フローラを分析・改善することで体調やパフォーマンス向上をサポートすることを目指す「GUT POWER PROJECT」が始動したことを発表した。同プロジェクトは、カープ選手一人一人の腸内フローラを可視化し、睡眠の質、疲労回復、筋肉合成の3つの領域をターゲットに、腸内フローラの解析および食生活の改善・腸活サポートを実施・検証していくもの。マツダスタジアム、食堂、選手寮に設置される「腸活ステーション」に野村乳業が腸活商品『マイ・フローラシリーズ』を提供。プリメディカが採便による腸内フローラ検査サービス『Flora Scan』を対象選手8人に提供する。
野村乳業の担当者によると、カープ選手やトレーナー、栄養士などを対象に、腸活の基本知識やどんな食べ物を食べたらいいのか、アスリートの体にとって腸活はどう関わっているのかなどの知識をシェアする「腸活勉強会」を実施。選手が食事改善や便を観察する「観便」などの習慣改善を一緒に考える取り組みを行うという。今後の展望については、今シーズンは少人数を対象にテストしている状況であり、10月に再検査を行い、シーズン前後での対象選手の腸内環境数値の変化や体感での変化をまとめていくとした。「腸からカープを強くする」をキャッチフレーズに取り組む。
詳しくは健康産業新聞1817号(2025.8.6)で
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