JIHFS、GMP審査委員長・袴塚氏が講演
日本健康食品規格協会(JIHFS)は6月24日、2025年度定時総会記念講演会を都内で開催した。国立医薬品食品衛生研究所生薬部部長、日本薬科大学薬学部社会薬学分野教授などを歴任、今年4月よりJIHFS・GMP認証審査委員長を務める袴塚高志氏が、「外から見ていた健康食品業界の印象とIHFSの今後について」と題し講演。医薬品の標準化の重要性を説明する一方、天然物由来の食品の特質は、標準化作業の障壁となるものばかりであることに言及。それでも、健康食品である限りは標準化がある程度必要になるとした。同氏は、健康食品業界の健全な発展の ために、健康食品および原材料の標準化と品質管理・製造管理と安全性保証を推進する必要性を指摘。品質・製造管理と安全性保証にJIHFSが寄与できるとした。JIHFSの今後について、まじめに商売している健食メーカーが損しないよう、まずは国のGMPガイドラインを基礎として、「各メーカーに最適なGMP管理体制の構築に寄与するべきと考えている」と話した。つづく
詳しくは健康産業新聞1815号(2025.7.2)で
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