25年第1四半期 化粧品統計まとまる 国内は微減、輸出は2ケタ増でスタート
経済産業省が5月16日に発表した生産動態統計の2025年3月分確報値をもとに、2025年1〜3月期の化粧品国内販売金額を算出した結果、3,237億924万円となり、前年同期比で2.7%減となった。類別概要を見ると、「香水・オーデコロン」は20億8,104万円(同2.4%増)、「頭髪用化粧品」は830億2,229万円(同2.4%増)、「仕上用化粧品」は673億3708万円(同1.8%増)と、前年同期比を上回ったが、最も販売金額の多い「皮膚用化粧品」は1,421億4,872万円(同6.8%減)、日焼け止め等を含む「特殊用途化粧品」は291億2,010万円(同5.8%減)となった。
一方、日本輸入化粧品協会(東京都港区)が 5月14日に発表した2025年1〜3月期の化粧品輸入実績は1,104.8億円。前年同期比10.3%増となり、第 1四半期から 2ケタ増の好スタートを切った。類別概要を見ると、「香水・オーデコロン類」は117.2億円(同20.4%増)、「カラーメーキャップ類」は182.4億円(同11.0%増)、「ベースメーキャップ・皮膚用化粧品類(ボディ含む)」は490.0億円(10.9%増)と前年比 2ケタ増となった。さらに「頭髪用化粧品類」も155.5億円(同9.4%増)と伸長した。輸入国別シェアでは、韓国が32.6%、フランスが21.2%となり、両国間の差が拡大していることがわかった。つづく
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