モール型ECサイト、コアユーザーは40代

 (公社)日本通信販売協会は5月7日、「モール型ECサイト利用者に関するレポート」を発表した。調査は、モール型ECサイトのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどを月1回以上利用している729人を対象に行った。主に、購買者の意識・購買行動を把握し、会員の自社通販施策の参考にするためとしている。

 

 その結果、Amazon利用者は男性が51%、楽天市場とYahoo! ショッピングは女性が55~58%が利用していた。いずれのモール型ECサイトも、40代の利用率が高かった。個人収入の平均は350万円台で、世帯収入は688~701万円だった。通信販売の利用時に参考にしている情報源は「Google、Yahoo!などで検索に上がった情報」が49~68%と最も高く、次いで公式サイトの商品情報が44.4%、YouTube、Instagramも2割半~3割が参考にしていると回答した。申込手段は、「携帯電話やスマートフォン・タブレット端末などによるインターネット」が76.4%で、次いで「パソコンによるインターネット」は25.9%、「携帯電話での申し込み」は11.2%と続いた。通信販売の年間利用回数は、いずれのモール型ECサイト利用者も平均19~20回で年間利用金額は10~12万円だった。モール型ECサイトで購入した商品では、一番多かったのが婦人衣料品で27.5%。次いで化粧品が26.7%だった。健康食品は13番目の17.1%となった。

 

 

詳しくは健康産業新聞1813号(2025.6.4)で
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