【トピックス①】 ノボ ノルディスクファーマ、 静岡県民の健康増進目的に県と連携
ノボ ノルディスクファーマ㈱(東京都千代田区)は今年3月、静岡県と「静岡県及びノボ ノルディスク ファーマ株式会社による肝疾患重症化予防対策に関する連携協定 (以下、本協定)」を締結。両者の知見やデータを有効活用し、相互に連携・協力を行うことで、静岡県における肝疾患重症化予防対策体制の構築や、MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)/MASH(代謝機能障害関連脂肪肝炎)を取り巻く環境の整備、さらには県民の健康増進を目指す。ノボ ノルディスクファーマは、肥満症の治療と予防に向けた取り組みを進めており、肥満症やⅡ型糖尿病における豊富な経験と専門知識を生かし、治療法の確立されていないMASHに対する取り組みを開始。深刻な慢性疾患であるMASLD/MASHの認知向上や、診断・管理の改善を推進している。
静岡県は、全国的に非ウイルス性肝疾患が原因の肝硬変・肝がんの割合が増加傾向にあり、対策が重要となっていることを鑑み、従来の「肝炎対策推進計画」に脂肪肝等の非ウイルス性肝疾患対策を組み込み、名称を「肝疾患対策推進計画」に変更。令和6年度から肝硬変や肝がんになる県民を減らすことを目的に、肝疾患の患者を早期に発見、脂肪肝等に関する正しい知識の普及啓発、ALT高値者に対する適切な受診勧奨のための体制構築に取り組んでいる。連携協定の有効期間は2025年3月21日から2026年3月31日まで。
詳しくは健康産業新聞1811号(2025.5.7)で
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