健食懇、新会長にアサヒビール・清水氏が就任

 健康と食品懇話会(東京都新宿区)は4月22日、都内・明治記念館で2025年度定時総会および懇親会を開催した。会長にはアサヒビール㈱・清水二郎氏が新たに就任。副会長は、会長だった太陽化学㈱・武藤孝次氏および、サントリーウエルネス㈱・中井正晃氏がそれぞれ就任した。2024年度の活動報告では、健康食品産業協議会などと業界情報共有会の定期開催や、コロナ禍で自粛していた宿泊研修セミナーの再開などのほか、「有効性」「安全性」「消費者研究」などの各ワーキンググループ活動を報告した。有効性ワーキンググループでは、①健康食品産業協議会分科会の活動に対する意見集約、②有効性等に関する新たな知見の習得、並びに業界団体活動や制度に関する情報の共有化、③社外の連携を通した有効性ワー キンググループのネットワーク拡大を目的とした活動などを行った。消費者研究グループでは、健康食品を摂取している消費者を対象とした意識調査などを実施した。

 

 2025年度も引き続き、健康食品産業協議会と協働で、機能性表示食品の制度発展を目指した取り組みや、ワーキンググループ活動の充実などを図る。また、設立40周年の節目にあたる今年度は、11月に記念パネルディスカッションを開催する計画。新会長の清水氏は、「行政や各団体との交流、連携を深め、業界全体の発展に寄与していきたい」と力強く述べた。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1811号(2025.5.7)で
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