24年度 DgS健食販売額、1%増の2,800億円超
2024年度のDgS販売額は速報値で9兆410億円となり、前年度比6.1%増。10年度連続のプラスで、過去最高となった。月額販売額は25年3月まで、47ヵ月連続のプラスとなっている。カテゴリー別で寄与度が最も大きいのが「食品」。販売額は3兆47億円で同8.7%増と伸びた。食品は14年度に 1兆2,279億円だったが、19年度に2兆円を突破して以降も伸び続けている。「家庭用品・日用消耗品・ペット用品」がこれに次ぐ1兆2,741億円で同2.8%増と伸びた。3位は「ビューティケア(化粧品・小物)」で1兆1,926億円となり、同11.0%増。カテゴリー別で最も高い伸び率となった。
販売額 8位の「健康食品」は2,816億円で、同0.9%増。22年度、23年度と 8%台の伸びを示していたが、紅麹問題が影響した。ただ、経産省のサービス動態統計室によると、紅麹問題によるマイナスの影響は徐々になくなり、「良くなってきている」という。直近25年3月のデータでは、野菜高騰も一因となり、青汁が好調との声が聞かれた。また、インバウンドで高価格帯のNMNに動きがみられたとしている。
DgS店舗数は1万9,990店で、同4.1%増。14年度の1万3,157店から6,800店以上増加、「2万」の大台が目前に迫っている。都道府県別では、「東京都」が2,102店で トップ。以下、「愛知県」が1,350店、「神奈川県」が1,305店、「大阪府」が1,273店、「埼玉県」が1,216店と続き、 この5都府県が1,000店超となっている。つづく
詳しくは健康産業新聞1811号(2025.5.7)で
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