【インタビュー】 CITE JAPAN、化粧品産業で世界屈指の規模に
日本化粧品原料協会連合会 会長(岩瀬コスファ㈱代表取締役社長) 岩瀬 由典 氏
化粧品産業の最新トレンドが一堂に集う「第12回 CITE JAPAN 2025」が5月14日(水)から16日(金)までの3日間、パシフィコ横浜で開催される。業界団体主催による非営利の展示会としては国内最大で、今回は過去最大規模となる1,273小間・405社、技術発表211本を予定。主催する日本化粧品原料協会連合会会長の岩瀬由典氏を取材した。
――CITE JAPANについて
今回12回目を迎えるCITE JAPAN(化粧品産業技術展)は、国内外の主要な化粧品のトレンドが集結するイベントとして、2003年に出展社数122社・団体、技術発表数38本でスタートして以降、隔年で開催している。隔年開催の理由は、化粧品業界が新たな知見を出すための期間を考慮したもの。第5回目となった2011年より化粧品原料協会と近畿化粧品原料協会が連合して主催し、化粧品業界の発展に寄与することを目的に、化粧品に関連する多種多様な原料から、製造、技術、容器・包装、サービス等が一堂に会し、国内外の化粧品産業へ一歩先の素材や技術を発信する格好の機会として定着している。一般の展示会と異なり、化粧品原料関連団体の主催する非営利の展示会である点が大きな特徴。会場の小間ブースは、公平に展示の場を提供するため、小間数毎にフロアプランを設計している。小間位置についても、カテゴリー別などに分けることなく、全出展社参加による抽選で決定するなど、来場者が会場の隅々まで見て回れるよう配慮している。
――今回の傾向や見どころについて
今年のCITE JAPANは、統一テーマ”Next Step for Cosmetic Ingredients &Technology~The Worldwide New Trend~”の下、過去最大規模となる1,273小間・405社(3月28日現在)で開催される。展示ブースだけでなく、毎回、目玉として国内外から注目の高い技術発表も過去最多となる211本を予定。海外出展社73社も過去最大(前回47社)で、中国をはじめ、韓国、台湾、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリアなどアジア、欧米からの出展が見られ、グローバルな展示会としても評価されている。つづく
詳しくは健康産業新聞1809号(2025.4.2)で
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