24年の「家庭用医療機器」は前年比7.4%減 、「医薬部外品」は同1%増

 厚生労働省が 3月14日に発表した「薬事工業生産動態統計調査」の2024年12月分をもとに算出した、2024年 1〜12月の家庭用医療機器の国内出荷金額は、前年比7.4%減の745億5,713万円となった。類別概要では、「家庭用電気治療器」が同16%増の162億6,278万円。「指圧代用器」が同485%増の 9億623万円と前年比を超えた一方、「バイブレーター」が同3.7%減の333億6,447万円。「はり又はきゅう用器具」が同26.9%減の61億566万円。「磁気治療器」が同16.1%減の115億7,197万円。「医療用物質生成器」が同34.1%減の61億4,601万円と前年比を大幅に下回った。

 

 一方、2024年 1〜12月の医薬部外品の国内出荷金額の内、ヘルスケア業界に関連する「口中清涼剤」「薬用歯みがき剤」「薬用化粧品」「毛髪用剤」「浴用剤」は、同1%増の 1兆511億5,901万円だった。類別概要では、「口中清涼剤」が同5.9%増の207億8,745万円。「薬用歯みがき剤」が同5.1%増の1,706億8,754万円。「毛髪用剤」が同1.7%増の2,264億5,302万円。「浴用剤」が同8.1%増の602億3,296万円で前年比を超えた。ただ、最も規模の大きい「薬用化粧品」は、同1.3%減の5,729億9,805万円で前年割れとなった。

 

 

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