HAPI、令和7年新年賀詞交歓会を開催 今年度の事業計画を報告
(一社)日本ホームヘルス機器協会(略称HAPI)は1月10日、都内で令和7年新年賀詞交歓会を開催した。冒頭の挨拶で、山本富造会長は、今年度の事業計画を報告した。健康寿命の延伸や美容・QOL(生活の質)の向上を目的とした各種機械・機器等を“健康増進機器”として認定する「健康増進機器認定制度」は、既に110を超える製品を認定しているが、今年度も多くの健康増進機器を認定・普及させるべく努めていくとした。併せて同認定制度の認知度向上や、認定製品のさらなる普及策に向けた研究を進めるためのワーキンググループを設立し、様々な課題の検討を深めていくと述べた。また、家庭用医療機器に関するJIS規格(JIS-T)の改定についての周知と円滑な運用、家庭用温熱治療機器の安全性自主基準について、反映しきれていない大型機器に関する基準改定の検討、家庭用電気治療機器に関連する国際規格IEC60335-1-15に関して、各国から提案された改定案についての検討、家庭用の美容機器と健康機器の定義やガイドライン作成についての研究など、引き続き検討を進めていくとした。
この他、医療機器販売業などの営業管理者の資格取得を目的とした基礎講習、資格を取得した営業管理者等を対象とする継続研修について、今年度も引き続き実地やeラーニングなどで開催していく。ホームヘルス機器の正しい知識の取得と社会的責任を自覚した行動の実践を学べるコンプライアンスマスター講習については、近年入会した会員企業への積極的な受講を呼び掛けた。最後に、関東地区と関西地区で1回か2回、会員の交流会を開催する計画についても語った。つづく
詳しくは健康産業新聞1805号(2025.2.5)で
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