DMS上半期政策セミナー、フェムケアテーマにマーケット創造を考察
ドラッグストアMD研究会と健康食品市場創造研究会による合同研究会が7月17日、都内で開催され、ドラッグストア業界関係者ら150人以上が参加した。マーケット創造パネルディスカッション「業界注目フェムケアの事例から新カテゴリー想像を探る」には、(一社)日本フェムテック協会・代表理事で女性医療クリニックLUNAグループ・理事長の関口由紀氏をはじめ、㈱セキ薬品・取締役調剤本部本部長の関颯伎氏、エバグリーン廣甚㈱・代表取締役社長の米原まき氏、㈱大木・執行役員C&V事業部事業部長でLAUGHBASE㈱代表取締役の市川恭子氏が登壇。
関口氏は、「日本の女性の半分は50歳以上、2,500万人が“ものを言わないけど病気がある”状況」と語った。関氏は、フェムケア商品の売上改善のヒントとして、「患者は先生の言うことはよく聞く」「クリニックの先生もDgSのフェムケア商品を気にしている」点に着目し、地元の産婦人科への商品紹介と合わせて、店舗で「薬剤師が相談にのります」とアピールし、従業員教育や受診勧奨にも取り組んだ事例を紹介。「ドラッグストアで女性の健康支援は大部分対応ができる」と語った。米原氏は、DgS市場の男女比として、薬剤師4:6、管理栄養士1:9、調剤事務0.5:9.5など女性の比重が高い点を強調。「女性の健康支援は、日本社会の課題解決に繋がる」とした。つづく
詳しくは健康産業新聞1794号(2024.8.21)で
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