JIHFS、輸入原材料GMP認証を本格開始
(一社)日本健康食品規格協会(JIHFS:東京都文京区)は7月25日、輸入原材料を対象とするGMP認証(GMP-IM認証。IMはImported Materialの略)を本格化する。「機能性表示食品制度スタート時より着手はしていたが、GMPの要件が一段と明確化され、海外から供給される原材料に対してのGMP認証制度を整備することの重要性を鑑み、再編成して体制を整えた」(池田秀子理事長)という。認証の審査委員長は、元国立医薬品食品衛生研究所生薬部長で現日本薬科大学薬学部社会薬学分野教授の袴塚高志氏をはじめ、審査委員として、元国立健康・栄養研究所 情報センター長で現吉祥寺二葉栄養調理専門学校講師の梅垣敬三氏ら。「ほかの審査員は現在調整中」という。
JIHFSでは、健康食品GMP、原材料GMP、輸入健康食品GMP(GMPI)と共に、輸入原材料GMP(GMPIM)の合計4種類のGMP認証を実施。GMP-IM認証では、輸入原材料のロットごとに国内で分析試験を実施し、海外の製造工場による規格との同一性、同等性、同質性を確認する。また、輸入原材料販売企業における品質管理責任者の任命、原材料規格等の関連書類、原材料サンプルの保管状況などについて実地監査を行い、審査会にて内容を確認し、原材料ごとに認証する。詳細は、後日説明会を開催予定。つづく
詳しくは健康産業新聞1793号(2024.8.07)で
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