【NEWS FLASH】 機能性表示食品、届出者1,700超に 参入ペース鈍化
紅麹問題を受けた制度改正の方向性が示される中、機能性表示食品の届出者数が1,700を突破した。大手企業だけでなく、中小企業の利用が進んだことが背景にあり、健康食品企業を中心に、一般食品メーカーや異業種などの参入が続いている。ただ参入ペースは鈍化している。機能性表示食品制度がスタートしたのが2015年4月1日。その1年後の16年4月5日に、届出者数が100社に到達した。500社を突破したのは19年2月。21年7月に、1,000社の大台に到達した。届出者が1,500を超えたのは昨年5月。その後も勢いは衰えず、その3ヵ月後には早くも1,600社を突破した。
しかしその後参入ペースは鈍化、紅麹問題が業界に影響を及ぼす中で、今年6月末に届出者が1,700に到達するまでに約11ヵ月を要している。7月3日時点での撤回を除く累計受理数は6,854品。受理数は事業者によって異なり、50品以上の受理があるのは11社。「受理1品」が全体の約48%を占めている。紅麹問題を受けた機能性表示食品制度の改正の動きが届出にどのような影響を及ぼすのか、今後の企業動向が注目されそうだ。
詳しくは健康産業新聞1792号(2024.7.17)で
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