アクサ生命保険発表、日本・マインドヘルス不調 各国で最下位
アクサ生命保険㈱(東京都港区)は5月31日、「マインドヘルスに関する調査2024」を発表、対象とした16ヵ国・地域の中で、日本はマインドヘルスが不調な人が最も多く、約6割に上ることが分かった。調査はヨーロッパ、アジア、北・中米など計16の国と地域を対象に各国1,000人ずつの合計1万6,000人が参加。調査から、日本はマインドヘルスが不調な人が57%で、対象国中最下位であることが示された。日本において「良好」は12%、「やや良好」が31%で、共に前年比6ポイント減少。「やや不調」は35%で4ポイント、「不調」は22%で8 ポイント増加したことが分かった。
何らかのマインドヘルスの不調を抱えながら生活している日本人の数は、前年比4ポイント増の32%であることが示された。なかでも、18〜24歳の若年層では42%と全体より高い傾向が明らかになった。また、マインドヘルスに課題を抱える人のマインドヘルスの管理状況について質問したところ、処方箋の服用を伴う専門的なサポートを受けている人は全体平均で28%であるのに対し、日本は42%と対象国で最も高いことが分かった。一方で、「自己管理している」と回答した人は25%で、対象国の中でも低く、「治療していない」は25%で最も高いことが明らかになった。つづく
詳しくは健康産業新聞1791号(2024.7.3)で
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