ブルガリアンローズ文化協会、「ローズの日の集い」開催
(一社)ブルガリアンローズ文化協会(横浜市都筑区)は5月31日、駐日ブルガリア共和国大使館で「ローズの日の集い」を開催した。同国特命全権大使のマリエタ・アラバジエヴァ氏は、「ブルガリアのバラは観賞用のみならず、食べることができる特徴を持つ。日本ではバラの活用について様々な研究が進んでおり、こうした研究結果を今後ブルガリアにも伝えていきたい」と述べた。同協会理事の北島寿氏は、ブルガリアンローズ研究事業について説明。ブルガリア国立アカデミーではダマスクローズ蒸留後の花びらについての研究が進んでいるほか、国内では今年から昭和大学でヒト試験がスタートすると報告した。
第10回ローズウォーターレシピアワード活動報告では、審査員を務めたリストランテ「アルポルト」オーナーシェフの片岡護氏、ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ・オーナーシェフの土屋公二氏、アンファンス・オーナーシェフの野田有作氏が登壇。片岡氏は、「ローズの良さは健康に良いこと、抗酸化作用があること、精神的にゆっくりできることだ」とし、食を通した普及の必要性を述べた。クリームやバター、ヨーグルトといった乳製品との相性が良いことに触れ、「レシピアワードなどの地道な努力がいつか実ることを期待したい」と述べた。つづく
詳しくは健康産業新聞1790号(2024.6.19)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら