沖縄健食認証制度「WOJ」、県内外に拡大へ

 (一社)沖縄県健康産業協議会(沖縄県うるま市)は、健康食品のブランド化に向けた独自の認証制度「WELLNESS OKINAWA JAPAN(WOJ)」の普及活動を県内外で進めている。同制度は2018年にスタート。「機能的価値」「安心安全」に加え、「情緒的価値」の3要素を基準に、外部有識者で構成される審査委員会による審査基準をクリアしたサプリメント・加工品に対して認証マークが付与される。累計認定数は23商品(15社)。

 

 また、より秀でた個性を持つ逸品としてPREMIUM認証商品が流通する。これまでに、『アセローラ果汁50%ドリンク』(アセローラフレッシュ)、『琉球潤果茶』(カタリスト琉球)、『発酵発芽玄米 紅麹あまざけ』(マキ屋フーズ)のほか、昨秋には、眠り草とも呼ばれるクワンソウを配合したサプリメント『やすらい休安草タブレット』(ソノムクエスト)が加わった。同品は、機能性表示食品としても受理されている。

 

 同協議会専門コーディネーターの照屋隆司氏は、「PREMIUM認証商品も4品になるなど、年々、県内事業者の本気度はもちろんのこと、申請条件を満たすための実力が上がっている」と話す。その上で、「名桜大学の健康支援団体や民間の医療法人グループと連携し、県内での健康測定会時に認定商品などを紹介している。こうした活動を通じてさらなる認知向上に繋げたい」と強調する。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1782号(2024.2.21)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら