食品表示懇談会、食品表示の方向性など議論スタート

 消費者庁は10月13日、2023年度「食品表示懇談会」の第1回会合を開催、食品表示の方向性について議論を開始した。懇談会では、コーデックス委員会の食品表示部会で、商品表示方法のデジタル移行が議論になっていることを背景に、今後の日本の対応について議論。また、来年4月に食品衛生基準行政が厚生労働省から消費者庁に移管するにあたって、食品表示が目指していく方向性について、中長期的な羅針盤となるような制度の大枠を議論する。

 

 座長は食品表示検定協会理事長の湯川剛一郎氏が務め、全15人の委員で構成される。今年度末をめどに取りまとめを行う予定。初会合では、コーデックスの動きを踏まえて、日本も今後デジタル化を導入していくか検討すべきかという議題について、専門家を交えた別の検討会を設けて議論するという方向性が示された。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1775号(2023.11.1)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら