免疫表示、「プラズマ乳酸菌」に次ぐ第2弾「L-92乳酸菌」販売へ

 国内健康食品としての初の「免疫機能」領域での健康表示を実現したプラズマ乳酸菌。登場からもうすぐ丸3年になる。キリンホールディングスの発表によると、現在関連商品は51品に拡大するなど、免疫ケア市場の形成に力を入れている(6月27日時点)。免疫の機能性表示はプラズマ乳酸菌の独占状態が長く続いたが、ようやく昨年末に第2弾となる関与成分「L-92乳酸菌」が受理。6月6日よりアサヒ飲料から第1弾商品『守る働く乳酸菌W』が発売された。「健康な人の免疫機能の維持」と「ホコリ・ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する」を訴求するダブル表示品。

 

 5月に行われた発表会では、同社代表取締役社長の米女太一氏が登壇し、「アサヒグループ食品、アサヒビールと共にグループ3社で免疫領域の機能性表示食品を受理している。今後、免疫をテーマにアサヒグループの新たな成長領域としてグループ横断での取り組みを進めていく」と力強く語った。新商品は、PET100mL、PETラベルレス100mL、ペット200mLを取り揃え、量販店などで展開。発売間もないが、前年比104%(数量/6月20日時点)とまずまずの滑り出しだ。同社では、女優の長澤まさみさんを起用したTMCMや、WEB広告などを通じて、新商品の話題喚起と飲用喚起を図るといい、年間販売数量は75万箱を目指す。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1767号(2023.7.5)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら