通販協、健康食品の通販売上 3月は3.6%減

 (公社)日本通信販売協会(正会員416社)が5月8日に公表した3月度の通信販売売上高調査結果で、健康食品は3.6%減と伸び悩み、3ヵ月連続のマイナスとなった。化粧品も苦戦した。協会の理事社・監事社を中心とした会員企業121社の総売上高は1,161億1,600万円で、前年同月比4.3%減。マイナス幅は2月の2.8%減より拡大し、3ヵ月連続の減少となった。

 

 「衣料品」が165億7,600万円で同4.1%減、「家庭用品」が131億9,000万円で同7.9%減、「雑貨」が626億7,800万円で同2.5%減、「食料品」が216億2,500万円で同5.6%減、「通信教育・サービス」が12億5,000万円で同20.8%減、「その他」が7億9,600万円で同10.4%減と、対象全カテゴリーで前年同月実績を下回った。食料品のうち「健康食品」の売上高は136億5,700万円で、同3.6%減。今年に入り伸び悩んでいる。通販協によると、広告予算を抑え出稿を控えているとの声や、販促見直しの動きがみられ、「それに伴い新規獲得も減少しているようだ」という。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1764号(2023.5.17)で
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