都、健食試買調査を発表 不適正表示に改善指導「AGA治療」「免疫強化」等

 東京都は3月29日、法令違反の可能性が高い健康食品を対象とした試買調査の結果、125品中103品で不適正な表示・広告がみられたと発表した。調査は例年実施しているもの。店舗で42品、ネット通販で83品、計125品を買い上げて調査した。食品表示法関連では、賞味期限が「月年」の順だったものや、保健機能食品以外の食品に「機能性補助食品」と表示していたものなどがみられた。

 

 健康増進法関連では、製品に同封したチラシに「アンチエイジングを促すハーブエキスを配合しており、体の中から細胞を活性化することが期待できます」などと表示していたものがあった。薬機法関連では、「便秘にお困りの方」「AGA治療」「抗認知症」「新型コロナウイルスによる肺炎の重症化を防ぐ」など、疾病の治療・予防効果を標榜するものや、「免疫強化」「育毛」「若返り」「胃酸の分泌を抑える」など身体組織機能の増強・増進に関するものがあった。つづく

 

 

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