【健食受託/人気受注素材ランキング】 NMN、乳酸菌の2強変わらず

 本紙では健食受託加工・製造企業を対象に「2022年下期の人気受注素材」「来2023上期の人気受注素材」についてアンケート調査を行い、131社から回答を得た(複数回答)。今年下期の人気受注素材として名前が挙がった素材は約80種類。トップは32票を獲得したNMNとなった。同成分は20年春の食薬区分改正を機にエイジングケア成分として人気に火が付き、21年調査で一気に1位まで躍進。2位は28票を獲得した乳酸菌。トップの座はNMNに譲ったものの、変わらず人気のある王道素材だ。続いて、コラーゲンとプロテインが共に17票を獲得して3位にランクイン。

 来年の人気受注予想では、トップ3の4素材は変わらず。4位にCBD(カンナビジオール)がランクイン。大麻草から抽出される成分で、海外では睡眠質改善やリラックス用途で市場が拡大している。日本では諸外国に比べて法整備が遅れていることもあり、食品利用は限定的だが、若年層を中心にグミやオイルの利用が増加。スポーツやフェムテック分野に向けた提案が広がっている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1754号(2022.12.21)で
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