連載「自然食品店・オーガニック専門店の戦略」 子育て世代から高齢者 まで幅広い人が来店

 ナチュラル・ココ㈱(北海道帯広市)は、有機JAS認証取得商品などを販売するオーガニックショップ「ナチュラル・ココ帯広店」を展開している。店長の伊藤こころ氏に話を聞いた。

 

──地産地消を広めたい

 

 “未来の子どもたちのために”という理念のもと、このお店をオープンしました。店頭では北海道産の生鮮食品や加工食品など約2,000品目を取り揃え、地産地消は環境に優しい生活に繋がることも伝えています。

 

──旅行がてらの客層も

 

 客層は幅広く、子育て世代から高齢者まで幅広い人が来店します。帯広市内はもとより、遠方からの旅行客にも利用されています。売れ筋は小麦粉や調味料(味噌・醤油)、大豆ミート、生鮮食品です。小麦粉は品切れするほどで、昨今ではパン需要が後押ししました。大豆ミートは植物性タンパク質の注目と共に、ヴィーガンのみならず若い世代の購入が目立ちます。

 

──商品棚は100%天然木で

 

 店内で快適に過ごせる工夫を凝らしています。商品棚は化学物質のない天然木でつくりました。内壁は調湿効果に優れる漆喰の壁に備長炭を埋め込みました。店内の清掃用具も合成洗剤不使用のものを使用しています。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1754号(2022.12.21)で
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