国センが注意喚起、「TV通販」「新聞折込」で定期購入トラブル

 国民生活センターは11月30日、定期購入トラブルについて、相談の多いインターネット通販以外に、テレビ・ラジオショッピング、新聞広告通販、カタログ通販でも相談が寄せられているとして、注意喚起を行った。高齢者からの相談が目立つという。国センによると、新聞折込広告の商品注文のために電話したらサプリメント購入を勧められ、サンプルだけのつもりが定期購入になったとの相談が寄せられた。この事例では、「拡大鏡」の注文で電話したら「目に良いサプリメントがあるのでサンプルを送る」と言われ、後日拡大鏡とサプリメント1袋が届いた。明細書兼請求書には、拡大鏡がプレゼント、サプリが約3,000円と記載されており、1ヵ月後に同じサプリが届き、その明細書兼請求書を改めて確認したら「1年定期」になっていたという。

 

 テレビショッピングの事例では、「漢方薬」を注文したら「3ヵ月は飲まないと効果があらわれない」と説明され、お試しのつもりで3箱を注文。その結果、意図しない定期購入になり、「変更やキャンセルについては次回お届け予定日の10日前までに解約の電話を入れないと応じられない」と言われたという。つづく

 

 

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