農水省、ベジタリアン・ヴィーガン加工食品でJAS制定

 農林水産省は9月6日、「ベジタリアン又はヴィーガンに適した加工食品」の日本農林規格を制定した。10月6日から施行する。パブリックコメントの結果を踏まえて、5月12日に示した規格案を一部修正。「ベジタリアン」「ヴィーガン」の用語は、そのままで一般的に認知されつつあり、国際規格のISO23662でも定義されていないことから、規格案の括弧書きにあった「菜食主義者」および「完全菜食主義者」の用語は削除した。

 

 修正後の規格の適用範囲は、「この規格は、ベジタリアン(卵及び乳製品を摂食するベジタリアン、卵を摂食するベジタリアン並びに乳製品を摂食するベジタリアンを含む。以下同じ。)又はヴィーガンに適した加工食品について規定する。なお、この規格は、人の健康、地球環境保全、社会経済的配慮(フェアトレード、アニマルウェルフェア等)及び宗教的信条に基づいた要求事項を規定しているものではないが、これらに関係する加工食品を適用範囲外とするものではない」としている。このほか、各種基準などについても修正が加えられている。つづく

 

 

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