2017年6月14日
運動と乳製品摂取で高齢女性の筋力増加や炎症抑制を確認

信州大学大学院、同大学バイオメディカル研究所、NPO法人熟年体育大学リサーチセンター、徳島大学大学院と㈱明治などの共同研究グループはこのほど、5ヵ月間のインターバル速歩トレーニング中の乳製品(チーズとヨーグルト)摂取が、高齢女性の下肢筋力向上を促進し、体内の炎症促進遺伝子の活性を抑制する研究成果を発表した。この研究成果は5月17日に国際科学雑誌PLUS ONEオンライン版で公開された。

同研究は6ヵ月以上インターバル速歩トレーニングを継続している女性37人(平均年齢66歳)を対象に実施。
被験者を無作為に①インターバル速歩のみ(「運動」群)②インターバル速歩+低乳製品摂取(「運動+低乳製品」群、ミルクプロテイン4.1g/日摂取)③インターバル速歩+高乳製品群摂取(「運動+高乳製品」群、ミルクプロテイン12.3g/日摂取)に分け、その後5 カ月間インターバル速歩トレーニングを実施し、その前後で筋力と炎症促進遺伝子のメチル化(不活性化)を測定した。


その結果、「運動+高乳製品」群で筋力が平均8 %増加したが、「運動」群では増加せず、「運動+低乳製品」群はその中間の増加量を示した。また炎症反応を引き起こすのに中心的な役割を担うNFKB1およびNFKB2遺伝子のメチル化は「運動+高乳製品」群でトレーニング前と比べそれぞれ平均29%、44%増加したこともわかった。これらの結果から「運動+乳製品」が「運動のみ」に比べ、筋力向上を促進し、体内の慢性炎症を抑制することが明らかになった。



詳しくは健康産業新聞第1621号(2017.6.07)で
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