2017年3月14日
コラーゲン 訴求領域拡大で市場回復へ

「美肌」素材として圧倒的な知名度を誇るコラーゲン。訪日外国人によるインバウンド需要やアジアを中心とした海外市場開拓が進み、平成27年度は供給量が回復。近年はロコモティブシンドローム・サルコペニア対策、介護食・ケア食などシニア向け素材としての提案も回復を後押ししている。また、機能性研究では、免疫領域や脳への健康効果なども確認されており、性別・年代を問わない幅広い訴求での新市場開拓も期待されている。

美肌の代表素材、市場回復傾向 輸出37%増、海外市場開拓着々


「美肌」の代表素材として確固たるポジションを築いているコラーゲン。消費者のコラーゲンに対する“飽き”や他の美肌素材の台頭、飽和感などが供給量減少につながっているという指摘もある一方、本紙が毎年6 月、12月に実施している健康食品受託加工・製造企業調査では、常に人気受注素材として上位に挙げられる。2015年下半期は植物発酵エキス、青汁に次ぐ3 位だったが、2016年下半期は高い認知度と体感性を武器に、2 位にランクアップした。

日本ゼラチン・コラーゲン工業組合は毎年5 月に同組合会員企業のコラーゲンペプチド販売量を発表。平成27年度は4,886 t で前年比11.9%増、大半を占める「食用」は4,256 t で同9.8%増と回復に転じている。このほか本紙の推計では、同組合非会員の国内有力サプライヤーを加えると、コラーゲンの年間流通量は6,000 t弱。要因としては、訪日外国人のインバウンド効果や、シニア向け、スポーツ向けといった用途拡大が考えられる。輸出量は平成26年度の371 t に対し、平成27年度は510 t ・37.4%増と伸長しており、コラーゲンペプチド供給量全体に占める割合は、前年の8.5%から10.4%に増加。アジアを中心とした海外市場開拓も着々と進んでいるようだ。





詳しくは健康産業新聞第1615号(2017.3.1)で
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